BLOG社員ブログ ディジぶろ
2016年08月17日
Pi!を使用した計測作業の効率化(2)
第2章 ~Pi!(DKA-101/102)の紹介
前回:「Pi!を使用した計測作業の効率化(1) 第1章 - 入力作業の自動化 –」
前回の記事では、計測作業に伴う問題点を、入力作業の自動化により解消できることをご紹介しました。
今回は、計測結果の入力作業を自動化するために役立つ機器として、Pi! (DKA-101/102) をご紹介します。
■Pi!(DKA-101/102)とは?
Pi!は、計測器に外付けして使用する小型のBluetoothアダプタです。
Pi!を使用することで、計測器のデータをPCやタブレットにBluetooth経由で送ることができます。
計測したらボタンを押すだけの簡単操作で入力できますので、現場での作業効率向上につながります。
また計測データを転記する必要も無くなるので、誤入力など手作業によるミスを防ぐこともできます。
■既存のシステムとの連携も簡単!
Pi!からのデータは、そのままキーボード入力されます(※)ので、Excelなどお使いのソフトにも
プログラムレスで連携可能です。
(※DKA-101では、付属の受信ユーティリティを使用した場合、
DKA-102では、HID(HOGP)モードにて使用した場合です)
また、キーボード入力として使用する以外に、シリアル通信モードを使用することで、
既存のケーブル接続をそのままワイヤレス化するといった使い方ができます。
こうすることで、ケーブル接続の手間がなくなり、現場での作業軽減につながります。
ハカリのような設置型の計測器であれば、配線がなくなり、省スペース化が図れるなどのメリットもあります。
Pi!は外部出力(RS-232Cやデジマチック出力)機能を備えている機器であれば、おおよそ対応可能です。
次回は、その中から実績のある計測機器をいくつかご紹介します。
※今回ご紹介したPi!(DKA-101/DKA-102)の詳細な仕様については、こちらの製品ページをご覧ください。
DKA-101 : http://www.digi-tek.com/products/dka101.html
DKA-102 : http://www.digi-tek.com/products/dka102.html