BLOG社員ブログ ディジぶろ
2015年10月26日
設定解説:Bluetoothのマスタ接続・スレーブ接続とは?
こんにちは。(ま)です。
今回は、弊社製品の設定項目についてワンポイント解説を行います。
弊社製品には、Bluetooth無線を搭載したものがあります。
現行製品では、
・DHT-116 ペン型バーコードハンディターミナル
・DHT-119 ペン型バーコードデータコレクタ
・DHT-126 ペン型RFIDハンディターミナル
・DHT-215 / DHT-217 テンキー付きバーコードハンディターミナル
・DHS-112 / DHS-122 ハンディスキャナ
・DHS-112A / DHS-122A / DHS-122AP ハンディスキャナ
・DHS-132A / DHS-132AP ハンディスキャナ
・DHS-122AN ハンディスキャナ
・DKA-101 計測器用Bluetoothアダプタ
が該当します。
なお、
・DKA-102 計測器用Bloetoothアダプタ
もBluetoothを搭載していますが、Bluetoothの仕様が異なるため、今回のマスタ・スレーブの説明はあてはまりませんので、別記事で次回以降に解説します。
上記製品の設定には、設定項目として
・マスタ接続
・スレーブ接続
の2種類の設定があります。
この設定は、2台の機器でBluetooth無線接続を行う際に、どちらの機器から接続を開始するかを決めるためのものです。
マスタが接続を開始する側、スレーブが接続待ちを行う側です。
例えば、Windows PC と DKA-101 を例にとりますと、
①DKA-101 がマスタ接続設定の場合
DKA-101 の電源をオンすると、DKA-101 (マスタ)から Windows PC(スレーブ) に対して接続を開始します。
その際、Windows PC は予め Bluetooth の接続待ちにしておく必要があります。
②DKA-101 がスレーブ接続設定の場合
DKA-101 の電源をオンすると、他からの接続待ちになりますので、
その状態で Windows PC (マスタ)から DKA-101 (スレーブ)に対して接続を開始します。
①・②いずれの場合も、接続した後はマスタ・スレーブに関係なく相互にデータ通信ができます。
どちらの機器をマスタ/スレーブに設定するかは、使用されるシステムの運用方法を考えて、使い勝手が良い方を選択すればOKです。
他にも、「この設定項目の意味は?」等ありましたら、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
お問い合わせフォームはこちらから。お電話の場合はこちらのページをご参照下さい。
それではまた。